ざっくりパプアニューギニア

虫好きと旅好きをこじらせた、ざっくりしたOLのざっくりしたひとり旅日記。パプアニューギニアへは2006,2007,2009,2014年の計4回訪問。

PNG#01『日本からPNGへ』

f:id:gemari:20180308005856j:plainパプアニューギニアPNG)の首都はポートモレスビー

残念ながら直行便は成田からしかない。

関空からは色々ルートはあるが

良く使うのはケアンズ経由のカンタス航空

 

私は仕事の関係上、長期休暇は

閑散期にとることが多い。

 

そのせいもあるだろうが、いつも機内はガラガラで

エコノミーなのにフラットシート感覚で快適に過ごせる。

 

あとカンタス航空は食事の時にカチンコチンの棒つきアイスがでてくる。

食事が終わるころには食べごろになっているという仕組みだ。

 

このアイスが溶けるまでが食事の時間なので、カンタス航空は食事タイムが比較的スムーズに進むのも良いところ。

ただ、このルートの欠点はケアンズで7時間ほど待たなければいけないことだ。

 

 

到着は日の出前でお店はほとんど閉まっていて、人もまばら。

唯一オープンしているカフェで朝ごはんのホットドッグをたべ

程よい大きさのソファーを見つけて、腕を片方通したままでザックを枕にしばらく就寝。

 

数時間ほど寝るとあたりが騒がしくなってくる。

それが、次のチェックインの合図だ。

 

ケアンズからポートモレスビー(POM)まではエアーニューギニーを利用。

前回もうそうだったがエアーニューギニーが時間通りに飛んだという記憶が全くない。

国際線、国内線かかわらずいつもディレイ・・・。

もちろん今回も1時間ほど待たされる。

 

お陰でポートモレスビーについても、ゆっくりする暇もなく

国内線への乗り継ぎに追われることになる。

 

しかしやっかいなのはここからだ

PNGの荷物検査は無駄に厳しい、時間がないといっているのに

荷物を片っ端から開けられ探られる。

 

「これは何だ?」と業務的な質問だけならいいが、

「このかばんはどこの村で買ったの?」とか「このポーチは俺の村で作ってるや

つなんだ」とかどーでもいい話までしてくる。

 

というかどうでもいい話しかしてこない。

 

そしてぎゅうぎゅうに詰め込まれたお菓子をみて

「食べ物の持ち込みはダメだよ」と言われて2つほどとられてしまう。

 

お菓子がダメとか聞いたことないですけど!と思いつつ

係員の興味本位の荷物検査が終わった後は、とにかく走る。走る。走る。

 

汗だくになりながら、チェックインカウンターのお姉さんに「飛行機のスケジュールに変更はない?」と聞くと「変更なし」の返事。

 

「こんな時に限ってなんでオンタイムやねん!」と心のなかで叫びながらとにかく走る。

 

ギリギリ間に合わないかもと思って、ゲートにつくと掲示板には「ディレイ」の文字

……。

 

この国では時間を気にした者